薔薇の剪定
出張お手入れ


木のかおり
　

2018年　1年目

『サハラ′９８』つるバラ。
2018年、大苗1年生苗を1本、3月に地植えしました。写真がなくてごめんなさい。


こちら6月です。ここから急速に成長しだします。最初は花をほとんど咲かせず、蕾を見つけたらつまみとってました。こうすることで、株の成長に栄養を蓄えられるのです。バラは、花を咲かせる行為が最も体力を消耗します。まだ苗が若いうちは我慢です。でもせっかくなんでもちろん花を咲かせたっていいんです。




8月。支えなしでは無理です。しかし太い枝はものすごくしっかりしてます。根元は支柱よりも太いかもです。８月ですでに２メートル越えです。





9月。ちょっと咲かせてみました。花は小さめです。ぐんぐん伸びております。





12月初旬。そろそろ成長もストップか。下の方に病気発生してます。




1月。すべて葉を落としたあとです。あんな小さかったやつが・・・・。よくがんばりました。



手前はピエールドゥロンサール2株です。サハラと同じ時期に植えてます。
バラの枝は頂芽優勢の性質をもってます。てっぺんにエネルギーが集中するのです。前年にまっすぐ伸ばした枝を斜めに倒して誘引するのがよいです。枝を切る位置や誘引の仕方の詳細はまたブログでお話したいと思います。

2019年　2年目

３月下旬。いい感じに芽が出てきてます。3月4月あたりは肥料をしっかり与える時期です。肥料のタイミングって難しいんです。バラのタイプによっても変わってきます。



5月3日。4月の後半から少しづつ咲いてきました。



雨が降ると花びらに水分がたまって重くなっちゃいます。みんなお辞儀してます。




花を全てカットしたあとです。6月初旬。花が終わったあとにも肥料を。薬剤散布も忘れずにです。


7月。ぽつぽつ咲いてます。昨年よりかは咲いてます。




翌年また枝が増えることを想定して、新たに細めパーゴラつくりました。



10月。この時期になると、病気で葉を落とすことが多いです。薬剤散布サボっちゃてます。なにがいけないって、葉っぱがないと光合成できないです。だからほんとはさぼっちゃダメです。薬剤は、病気にはなってないけど予防のためにと、なってしまったから、病原菌をやっつけるためにと二通りです。



11月後半。落ち葉広いが大変な時期です。パーゴラ上で伸びた枝は、支柱は難しいので、ひとまとめに紐で結んでおきます。



去年と同様に葉を全て取り除いて、不要な枝を切って、枝を結びなおして春を待ちます。この時、根元から気持ち離れたところに、40cmほどの深さの穴を掘って、堆肥というものをすき込みます。肥料とはまた別物。バラのための栄養というより、土のための栄養をあげるといったニュアンスです。延いては将来のバラのためにつながるわけです。