薔薇の剪定
出張お手入れ


木のかおり
 


バラの基本知識

そもそもバラとはどういう植物か?

バラは多種多様な系統がある
おおまかに3つのタイプの樹形があります。

木立樹形,シュラブ樹形,つる樹形コンパクトにまとまる樹形。支柱やフェンスなど支えをほとんど必要とせずに自立して育ってくれます。このタイプの中でも、横に広がっていくものや上に伸びていくものなどありますが、ベランダや小スペースで鉢植えでじゅうぶん育てられるタイプです。

木立樹形とつる樹形のあいだの半つる性の樹形。ある程度の場所の確保が必要になってきますが、剪定のやり方次第でコンパクトに育てることもできます。その逆で、つるバラのように支柱やフェンスに這わせた育て方もできるタイプです。

枝が良く伸びて大きく育ち、アーチや構造物と一体化して見事な外観を作ってくれます。

つるバラの育て方鉢植えのほうの半つる性(シュラブ樹形)のバラは、だいぶコンパクトに仕立ててあります。もう一方の半つる性のバラは、前の年はコンパクトに仕立ててあり、将来少し大きめに育てたいと思い、つるを伸ばしている最中です。

大きなつるバラ
樹高2メートル以内の半つる性の小型のものから、5メートル以上にもなる大型のものまで幅広く種類があります。小型のつるバラなら空間を上手く利用すれば小さな庭やベランダでも意外と楽しめます。



最低でも半日は太陽を浴びたいです。日陰でも育つ品種はありますが、それでもほとんどのバラは太陽が大好きです。そして風通しの良い場所が最適です。風通しの悪い場所では思わぬ病気に見舞われます(*_*)

つるバラは上にもぐんぐん伸びますが、地面の中の根っこの勢いもものすごいです。数年後にはものすごい所まで伸びててびっくりしますよ。最初は幅50cm×深さ50cmほどの地面のスペースが必要です。

映え率1000%超えは、このつるの誘引の仕方によっても左右されます。つるバラは自らの力で構造物にはりついていくわけではありません。人の手で将来のつるの道しるべを用意してあげないといけません。アーチやトレリス、フェンスや家の壁にワイヤーを張り巡らせたりと方法は沢山あります。

まずは苗の呼び名について少し。。。
接ぎ木されてから半年過ぎたあたりから世間にでまわります。価格は低めですが成長するまでに時間がかかります。春からの売り出しが多いです。
接ぎ木されてから1年くらいバラ屋さんのもとで育てられてその後販売されます。大苗1年生苗などと名付けられて売られています。大苗1年生苗は、新苗と呼ばれた1年間がプラスされて、バラとしての人生は2年目ということです。ちょっとややこしいですが。
つるバラなどに多く、伸ばした枝をそのままの状態で販売しています。手がかけられている分だいぶ高値で売られています。

新苗と大苗の比較
新苗の枝は割箸よりも細く茎も細いです。花壇に植えてある方が大苗。茎も太く枝もしっかりしてます。さて。本題ですが。購入はホームセンター、インターネット、バラ農園やバラ祭りのようなイベント行事などでも販売されています。だいたい4月の春には、ホームセンターでもインターネットでも、いい状態の苗が多いです。植える場所がどのくらいなのかによって、手に入れるつるバラの種類が変わってきます。まずは将来どのようにばら達を咲かせたいかをイメージしてみてください。




つるバラの1年間の成長記録


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