ポイントは3つ!
好きな色、花の形、香りでまず選んでみてください。本当にたくさんあるので目移りしちゃいます。そして今度は次の3つのポイントも考慮して最終判断してみてください。
まずは前頁のバラの基本知識でお伝えした樹形です。大型のものは大きな広い場所で!育てる場所にあった樹形を選びましょう!
店頭でもインターネットでも、バラの苗にはこのような感じの札が付けられています。そのバラの情報が記入されています。基本的にバラの咲き方が4種類あります。
『年に一回だけ咲く』
え?え?え!それだけ?と物足りなさを感じる方もおられるでしょうが、このタイプのバラは、花を咲かせていない時に、パワーをじゅうぶん貯め込んでおいて、春の開花時期になると、その貯め込んだパワーを一気に出し切るのです。楽しめる時間は少ないですが、このタイプが一番絶景です。映え率1000%越えです。
『夏や秋にも少し咲く』
春の開花あと、再び揃って咲くのではなく、花が咲いたあとにカットした枝が伸びて、また咲く枝もあれば蕾をつけない枝もあったりといった感じです。
『1年じゅう咲く』
温かい気温と日光があれば1年じゅう咲き続けます。屋外であれば冬は気温が下がるので、蕾はついているけどその後開くことはなかったというのがほとんどです。その年の気候にもよりますが、例年より暖かいと12月下旬でも頑張って咲いているバラはあります。
『返り咲き以上四季咲き未満』
ぽつぽつと秋まで咲き続ける。四季咲きほどポンポン咲き続けないけど、返り咲きよりもほどよく咲いてくれるといった感じです。
上の写真の札には記入はないですが、耐病性について書いてある札もあります。病気に強いのか弱いのかどうかという記載です。病気に強いほど育てやすいのは確実です。バラという植物は、無農薬で育てるのはなかなか厳しいものがあるのですが、まれに無農薬でも元気に育てられるバラもあります。